近頃は終身雇用制度が崩壊しつつあり、保育園でも「転職してきました」という保育士がいたり「転職します」と退職したりする保育士を多く目にしますよね。
みなさんも「転職した方がいいのかな?」と、転職を考えたことが一度はあるでしょう。
とはいえ「転職失敗したらどうしよう・・」と漠然と不安に思う人も多いはず。
今回は転職失敗の原因やエピソードを転職3回した保育士の私の体験を含めて解説していきたいと思います!
保育士の転職で失敗する原因
ここでは転職で失敗する原因について解説していきます。
まとめると
一つずつ見ていきましょう!
1. 給与面を重視しすぎた
保育士が転職を考える際に、給与面を最優先にすることはよくあることです。
しかし、給与だけで転職先を選ぶと、他の重要な要素を見落としがちです。
例えば、職場の雰囲気や職員同士のコミュニケーション、福利厚生、労働環境など。
これらの要素が整っていない職場では、たとえ給与が高くてもストレスが溜まりやすく、長く続けることが難しくなる可能性があります。
その結果、再度転職を考える羽目になり、結果としてキャリアの安定性が損なわれることに。
給与は大切な要素ですが、総合的にバランスを考えることが重要でしょう。
2. 転職理由があいまいだった
転職理由が明確でない場合、転職後に後悔することが多いです。
例えば、現在の職場での不満を具体的に分析せずに転職すると、新しい職場でも同じ問題に直面する可能性が。
さらに、面接時に明確な転職理由を示せないと、採用担当者に「この人は本当にうちの職場でやっていけるのか?」という不安を抱かせることになります。
転職理由が曖昧だと、自分自身のキャリアビジョンもぼんやりしてしまい、転職後の目標設定やモチベーションの維持が難しくなります。
転職を考える際には、しっかりと自分の目的や目標を明確にすることが大切でしょう。
3. 悩みが改善すると思った
現在の職場での悩みが、新しい職場に移ることで解消されると信じて転職を決めることがあります。
しかし、問題の本質を見誤ると、転職先でも同じ悩みを抱えることになりかねません。
例えば、人間関係のトラブルや職場の文化に適応できない問題が、個人のスキルや態度の問題に起因している場合、環境が変わっても根本的な解決にはなりません。
転職前に、現在の悩みがどのようにして発生しているのかを冷静に分析し、転職が本当に解決策となるかを慎重に判断することが重要です。
4. 転職をゴールにしていた
転職自体をゴールと捉えると、その後のキャリアプランが疎かになりがち。
転職はあくまで新しいスタート地点であり、そこからどのように成長し、目標を達成していくかが重要です。
転職をゴールと見なしてしまうと、新しい職場に入ってからのモチベーションが低下しやすく、早期離職の原因にもなります。
転職を成功させるためには、新しい環境でどのように自分を活かし、キャリアを築いていくかを具体的に計画し、その計画に基づいて行動することが大切といえるでしょう。
5. 見学をしなかった
新しい職場を選ぶ際に見学を怠るとで後悔することが多いです。
見学を通じて、職場の雰囲気や実際の業務内容、同僚とのコミュニケーションの様子などを確認することができます。
見学をしないと、入職後に自分のイメージと現実のギャップに直面し、ストレスを感じることが増えます。
見学は、職場の雰囲気が自分に合っているかを見極めるための重要なステップ。
転職を成功させるためには、見学を通じて職場の実態を把握し、自分に合った環境かどうかを確認することが不可欠です。
保育士の転職失敗エピソード
ここでは私が実際に聞いた友人保育士の転職失敗エピソードを紹介していきます。
心して刮目してくださいね。
1. 求人票の好条件を見て転職したAさん
保育士のAさんは、現在の職場での給与や福利厚生に不満を感じていました。
ある日、求人サイトで見つけた高給与と手厚い福利厚生が魅力的な求人に惹かれ、すぐに応募。
面接でも好印象を受けたため、Aさんは迷わず転職を決意。
ところが、実際に働き始めると、求人票には記載されていなかった過酷な勤務体制や、人手不足で休みが取りにくい現実に直面しました・・・。
また、上司の厳しい指導スタイルにもなじめず、ストレスが増大。
結局、Aさんは再び転職を考えざるを得なくなりました。
この経験から、求人票の好条件だけで判断せず、実際の職場環境をしっかり確認することの重要性を痛感しました。
2. 休みが多い職場で安心していたBさん
Bさんは、以前の職場での休暇がほとんど取れず、心身ともに疲れ果てていました。
そんな時、週休二日制で長期休暇も取りやすいという求人を見つけ、転職を決意。
新しい職場に入職してみると、確かに休みは多く、最初は大いに満足していました。
ろころが、業務の進行が非常に遅く、やる気のある職員が少ないことに気付きました。
Bさんは次第に、自分のスキルや経験を活かせないことにフラストレーションを感じるように。
結局、やりがいを求めて再び転職を検討することになり、休暇の多さだけでなく、職場の働き方や雰囲気も重要な要素であることを学びました。
3. 焦って転職先を決めてしまったCさん
Cさんは、人間関係のトラブルで職場を辞めざるを得なくなり、次の仕事を早急に探さなければなりませんでした。
焦っていたCさんは、複数の求人から一番早く面接をしてくれた保育園に即決しました。
面接での印象は悪くなく、すぐに内定を受けましたが、入職してから問題が次々と発覚しました。
職場のルールが厳格で、自分の裁量で仕事を進めることが難しく、また、同僚とのコミュニケーションも円滑ではありませんでした。
焦って決めた結果、満足のいかない職場に飛び込んでしまい、再び転職を考えることになりました。
Cさんは、次こそは時間をかけて慎重に選ぶ決意をしました・・・。
4. 園の方針が合わなかったDさん
Dさんは、保育理念に共感した保育園に転職しました。
ところが、実際に働いてみると、理念は立派でも現場の運営方針が自分の考えと大きく異なることに気付きました。
例えば、保育方針が厳格すぎて、子どもたちとの自由な関わりを重視するDさんにはストレスが大きかったのです。
また、管理職との考え方の違いから意見が通りにくく、モチベーションが低下。
最終的にDさんは、自分の保育観と合った職場を再度探すことを決意しました。
この経験から、理念だけでなく、実際の運営方針や日々の業務内容も事前にしっかり確認することの大切さを学びました。
保育士の転職で失敗しないためには
以上のストーリーを踏まえて、転職で失敗しないためのエッセンスをお話ししていきます。
まとめると
ひとつずつみていきましょう。
1. 転職する目的や条件を明確にする
転職を成功させるためには、まず自分が何を求めて転職をするのか、その目的や条件を明確にすることが大切です。
例えば、給与の向上や職場環境の改善、キャリアアップのためなど、自分の優先順位をはっきりさせましょう。
目的が曖昧なまま転職を進めると、入職後に「こんなはずじゃなかった」と感じることが多くなります。
また、自分のライフスタイルや価値観に合った職場を見つけるためにも、条件を具体的に設定しておくことが重要です。
転職の目的や条件をリストアップし、自分にとって何が一番重要かを明確にすることで、より適した職場を見つけやすくなりますね。
2. 雇用契約書をよく確認する
転職先を決定する前に、雇用契約書をしっかり確認することが必要です。
特に給与面、勤務時間、休暇制度、福利厚生などの具体的な条件を確認しましょう。
曖昧な表現がある場合や疑問点があれば、面接時に詳しく尋ねることを躊躇してはいけません。
雇用契約書に書かれている内容が自分の期待と合致しているかを確認することで、入職後のトラブルを未然に防ぐことができます。
契約書の内容を理解し納得することは、安心して新しい職場で働くための重要なステップです。
3. 職場見学はマスト
転職先を選ぶ際に、職場見学は必ず行うべきです。
実際に働く環境を自分の目で確認することで、求人票や面接だけではわからない職場の雰囲気や人間関係を感じ取ることができます。
また、職場見学では、現場のスタッフと直接話す機会もありますので、リアルな声を聞くことができます。
自分に合った職場かどうかを見極めるためには、職場見学は非常に重要です。
見学の際には、気になる点や疑問点を積極的に質問し、自分の働き方や価値観に合った環境かどうかを確認しましょう。
「見学したいです!」と言ったらだいたいの保育園はOKしてくれるけど、万が一「見学できません」なところは要注意。
見せられない何かがある、と思った方がいいです。
4. 口コミサイトを確認
インターネット上には、様々な企業の口コミサイトがあります。
これらのサイトを活用して、転職を検討している職場の評価や実際の働き方についての情報を収集しましょう。
特に、元従業員や現従業員の口コミは、内部事情を知るための貴重な情報源となります。
とはいえ、口コミはあくまで個人の意見ですので、全てを鵜呑みにせず、多角的に情報を収集することが重要。
良い点だけでなく、悪い点も確認し、自分にとって許容できる範囲かどうかを判断することで、転職後のギャップを減らすことができます。
5. 転職エージェントを利用する
転職活動を効率的に進めるためには、転職エージェントの利用は必須です。
転職エージェントは、専門のコンサルタントが個別にサポートしてくれるため、自分に合った求人情報を提供してくれます。
また、面接対策や履歴書の書き方などのアドバイスも受けられるため、転職活動の成功率が高まります。
さらに、企業との交渉や条件確認も代行してくれるため、入職後のトラブルを防ぐことができます。
転職エージェントをうまく活用することで、自分の希望に合った職場を見つけやすくなるでしょう。
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