保育士の給料が低いことはよく取り上げられますよね。
保育士として働いている中で「お給料あがらないかな」と思ったことがない人はいないと思います。
そこで本日は
◎保育士で年収を上げる方法はある?
◎保育士資格を活かせるお給料の高い職場はある?
◎お給料を上げるために必要なスキル
を詳しく解説していきます。
保育士が年収をUPさせる方法
ここでは保育士が年収をUPさせる方法について解説していきます。
1. 経験を積んでキャリアアップする
保育士が年収をアップさせるためには、経験を積んでキャリアアップすることが重要です。
実務経験を重ねることで、保育士としてのスキルや知識が深まり、重要な仕事を任されます。
経験豊富な保育士は、リーダーシップを発揮しやすく、チーム内での重要な役割を担うことができるでしょう。
また、経験を積むことで、管理職や園長への昇進が見込まれ、給与アップにつながります。
キャリアアップのためには、常に自己研鑽を続け、保育の最新トレンドや方法を学び続けることが大切です。
実務経験の蓄積とともに、自分自身の成長を意識しながら働くことで、年収の向上が期待できますよ◎
2. 資格手当・キャリアアップ研修を受ける
資格手当やキャリアアップ研修を受けることは、保育士が年収をアップさせるための効果的な方法です。
特に就業規則の資格手当は要チェック◎
特定の保育関連資格を取得することで、資格手当が支給される場合が多く、給与に直接反映されます。
例えば、乳幼児教育や特別支援教育に関する資格を取得することで、専門性が高まり、手当の対象となります。
私の園では「ビジネスマナー検定」で資格手当がつくので取得し、お給料を上げましたよ。
このように就業規則の資格手当欄を確認して取得することで、自己研鑽にもなりお給料も上がるので一石二鳥と言えるでしょう。
また、キャリアアップ研修を受けることで、最新の保育技術や知識を習得し、保育の質を向上させることができます。
研修を通じて得たスキルは、保育園内での評価を高め、昇進の機会を増やします。
資格手当と研修を活用して、持続的にキャリアを伸ばし、年収アップを目指しましょう。
3. 年収の高い保育園に転職する
年収の高い保育園に転職することは、保育士が収入を大幅にアップさせるための有効な手段です。
保育園の運営形態や立地条件により、給与には大きな差が生じます。
例えば、企業内保育園や病院内保育園は、一般の保育園よりも高収入の傾向があります。
また、都市部の保育園は地方に比べて給与が高いことが多いです。
高収入の保育園では、働きやすさやキャリアアップの機会も多いため、総合的に見て魅力的な選択肢となります。
高収入の職場を見つけることで、保育士としてのキャリアを大きく飛躍させることができます。
とはいえ、「転職はなかなか大変だよ」という方に向けて、現職のままお給料を25%上げた私の体験談も書いているのでよければチェックしてくださいね。
保育士の給料の高い職場
ここでは保育士でも比較的に給料が高めの保育施設を紹介していきます。
1. 保育士の給料の高い職場の種類1:公立の保育園
公立の保育園は、地方自治体が運営しているため、安定した給料と待遇が期待できます。
公務員の一種として扱われることが多く、給料や福利厚生がしっかりしています。
勤務年数に応じた昇給制度や退職金制度も充実しており、長期的に働くことができます。
さらに、公立保育園では研修やキャリアアップの機会が多く、スキルを磨く環境が整っています。
ただし、採用試験が厳しいことや競争が激しいため、事前の準備が必要です。
公立保育園と私立保育園でのお給料の比較表を作りましたので、ご参照ください。
やっぱり公立保育園は年収が高いことが丸わかりです。
職種 | 公立(年収換算) | 私立(年収換算) |
---|---|---|
施設長 | 63万(760万) | 57万(679万) |
主任 | 56万(674万) | 42万(508万) |
保育士 | 30万(364万) | 30万(362万) |
出典:こども家庭庁「令和元年度・幼稚園・保育所・こども園等の経営実態調査」
2. 保育士の給料の高い職場の種類2:病院内保育園
病院内保育園は、病院職員の子どもを対象にした保育施設であり、医療機関が運営しています。
夜勤やシフト勤務があるため、通常の保育園よりも高い給与が支払われることが多いです。
また、医療機関の福利厚生が適用されることもあり、医療費の補助や各種手当が充実しています。
医療従事者と密接に関わるため、子どもの健康管理や応急処置のスキルが求められることがありますが、その分専門性が高まり、キャリアの幅も広がります。
3. 保育士の給料の高い職場の種類3:企業内保育園
企業内保育園は、大企業が従業員のために設置する保育施設で、企業が直接運営または提携していることが多いです。
企業の福利厚生の一環として設けられているため、給与水準が高く、待遇も良いことが特徴です。
企業内保育園では、企業の理念や方針に基づいた保育が行われるため、保育士には柔軟性と適応力が求められます。
また、企業のイベントや行事に参加する機会があるため、保育士としてのスキルだけでなく、コミュニケーション能力や組織での協働能力も重要となります。
4. 保育士の給料の高い職場の種類4:夜勤ありの保育園
夜勤ありの保育園は、24時間体制で子どもを預かる施設です。
シフト勤務が主で、特に夜間の勤務があるため、基本給に加えて夜勤手当や深夜手当が支給されることが多く、結果的に高い給与が得られます。
夜勤ありの保育園では、子どもたちの生活リズムに合わせた保育が求められ、夜間の緊急対応なども必要となります。
そのため、体力と精神的なタフさが必要ですが、その分経験とスキルが評価されやすく、キャリアアップの機会も豊富です。
余談ですが、私の友人保育士も夜勤をしていましたが、やはり大変とのこと。
勤務時間は園児も寝ていてやることがなくて暇ではある、仮眠も取れるそう。
とはいえ、どうしても生活リズムが狂うせいか月に一度は体調不良で体を壊して欠勤していました。
自分の体力と相談しながら選択してくださいね。
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事は?
ここでは給料が高めの保育関連のお仕事を紹介していきます。
1. 保育士の資格が活かせる給料が高い仕事1:ベビーシッター
ベビーシッターは、家庭で子どもを個別にケアする仕事です。
保育士の資格を持っていると、信頼性が高く、特に高収入を得やすいです。
個別対応のため、保育園での集団保育とは異なるスキルが求められますが、その分、家庭ごとのニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
ベビーシッターの仕事は、時給制や日給制であることが多く、特に富裕層や共働き家庭では高い報酬が期待できます。
また、夜間や休日の依頼も多いため、フレキシブルな働き方ができる点も魅力です。
ただ、SNSでの認知度は必須だと言えるでしょう。
保育系の発信を常日頃からする必要はあると言えます。
2. 保育士の資格が活かせる給料が高い仕事2:転職エージェントスタッフ
保育士の経験と知識を活かして、保育士向けの転職エージェントスタッフとして働くことも可能です。
転職エージェントでは、求職者と求人企業の間を取り持つ役割を担い、保育業界に精通していることで、適切なマッチングが可能となります。
成功報酬型のビジネスモデルが一般的で、成績によってインセンティブが支給されるため、頑張り次第で高収入が得られる職種です。
また、保育士としてのキャリアチェンジを支援することで、多くの人々のキャリアアップに貢献できるやりがいもあります。
3. 保育士の資格が活かせる給料が高い仕事3:子ども用品店の店員
保育士の資格を持っていると、子ども用品店での仕事でもその知識と経験が活かせます。
特に、商品説明や育児相談など、専門的なアドバイスが求められる場面で、保育士のスキルが役立ちます。
高級子ども用品店や専門店では、給与水準も高く、接客や販売の経験を積むことでキャリアアップのチャンスも広がると言えるでしょう。
また、育児や教育に関する最新情報を得られる環境に身を置くことで、自身のスキルアップにもつながります。
販売ノルマやインセンティブ制度がある店舗では、業績に応じた高収入が期待できます。
保育士の給料が安いのはなぜ?
保育士の給料が安い主な理由は、保育業界全体の予算が限られていることが挙げられます。
保育施設は運営費の大半を人件費に充てているため、予算が限られる中で高い給与を支払うことが難しい状況です。
また、保育士の仕事は社会的に非常に重要であるにもかかわらず、その評価が十分に反映されていない現状もあります。
さらに、保育士は人手不足とは言え、資格取得者が多く、供給過多の状態にあるため、競争が激しく給与水準が上がりにくいという側面もあります。
保育士の給料の高い職場に転職するには
給料の高い職場に転職するためには、まず現職での経験を積むことが重要です。
特に、リーダーシップや専門知識を磨き、他の保育士と差別化を図ることが求められます。
また、保育士としてのスキルを証明するために、追加の資格を取得することも有効です。
例えば、特定の保育分野に特化した資格や、マネジメント関連の資格を持っていると、より高い給与を得られる職場に応募する際に有利です。(ベビーマッサージとかは代表例ですね)
さらに、転職活動の際には、保育士特化の転職エージェントを活用し、最新の求人情報を得ることも成功への鍵となります。
給料が高い職場の求人を探す方法
給料が高い職場の求人を探すには、インターネットの求人サイトや転職エージェントを活用するのが効果的です。
特に、保育士向けの専門サイトでは、業界の最新情報や高収入求人が掲載されています。
また、保育業界に特化した転職エージェントに登録することで、自分のスキルや経験にマッチした求人情報を提供してもらえます。
さらに、SNSや業界団体の情報も活用し、幅広く情報収集を行うことが大切です。
友人や知人の紹介も有力な情報源となるため、ネットワークを活用しての転職も◎。
給料高い職場の求人の特徴は?
ここでは給料が高い保育士の職場の特徴を挙げておきます。
給料高い職場の求人の特徴1:企業が運営する施設
企業が運営する保育施設の求人は、一般的に給与水準が高く、福利厚生も充実しています。
大企業や外資系企業が設置する保育園では、従業員の子どもを預かるため、高品質な保育が求められます。
そのため、保育士には高いスキルと経験が期待され、結果として高い給与が支払われます。
また、企業の福利厚生の一環として、各種手当や研修制度が整っていることが多く、長期的なキャリア形成に適しているといえるでしょう。
給料高い職場の求人の特徴2:都市部の施設
都市部にある保育施設の求人は、地方に比べて給与水準が高い傾向にあります。
都市部では生活費が高いため、それに見合った給与が支払われることが一般的。
また、都市部の保育施設では、さまざまな家庭のニーズに対応するため、柔軟な保育サービスが提供されることが多く、保育士のスキルが高く評価されます。
さらに、都市部には多くの保育施設が集中しているため、転職の選択肢も広がり、自分に合った高収入の職場を見つけやすくなります。
年収をあげたい保育士の転職エージェントおすすめ
ここでは年収をあげたい保育士に向けてオススメの転職エージェントを紹介しておきます。
キララサポート保育
公式サイト | キララサポート保育 |
---|---|
求人数 | 約7000件 |
サービス種別 | ✖️ |
対応雇用形態 | 正社員(常勤)、契約社員、派遣、紹介予定派遣、パート(非常勤) |
地域エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 |
LINE | ○ |
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県で転職するならキララサポート保育がオススメ。
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レバウェル保育士
公式サイト | レバウェル保育士 |
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求人数 | 約1700件 |
サービス種別 | 幼稚教室、学童保育施設・児童保育施設、児童館・託児所・児童相談所、認可保育所、認可外保育園、認定こども園、幼稚園 |
対応雇用形態 | 正社員、パート・アルバイト、契約社員 |
地域エリア | 全国 |
LINE | ○ |
レバウェル保育士は手厚いサポートと豊富な求人情報が特徴的。
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