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保育士資格で年収1000万は可能?必要なスキルも徹底解説!【現役保育士が解説】

育士の給料が低いことはよく取り上げられますよね。

保育士として働いている中で「お給料あがらないかな」と思ったことがない人はいないと思います。

そこで本日は

◎保育士は年収1000万目指せるか?

◎お給料を上げるために必要なスキル

を詳しく解説していきます。

結論:保育士は年収1000万を目指すのは難しい理由

いきなり結論からお話ししてしまうと、保育士で年収1000万を目指すのは厳しいです。

理由は以下の通りです。

ひとつずつ解説していきますね。

1. 全体的に平均年収が低いから

保育士の年収1000万円を目指すのが難しい理由の一つは、全体的に平均年収が低いことです。

日本の保育士の平均年収は約300万~400万円と、他の専門職に比べても低い水準にあります。

この低い平均年収は、保育士の給与が業界全体で抑えられていることに起因します。

保育士の仕事は高い責任感と専門知識が求められるにもかかわらず、その価値が十分に評価されていない現状があります。

さらに、公立保育園や私立保育園でも大きな給与差がなく、給与体系が統一されていることが多いです。

そのため、保育士が年収1000万円を目指すためには、現状の給与体系を大きく変えるような業界全体の改革が必要となりますが、現実的には難しい課題です。

2. 歩合制ではないから

保育士の給与体系は、基本的に固定給であり、歩合制ではありません。

これも年収1000万円を目指すのが難しい理由の一つです。

固定給制では、個々の成果や努力が直接的に給与に反映されることがなく、一定の給与が保証される反面、大幅な収入増加が見込みにくい仕組みとなっています。

歩合制であれば、例えば働いた時間や担当した業務の量に応じて給与が増えるため、努力次第で高収入を得ることが可能ですが、保育士の職場ではそのような制度は一般的ではありません。

保育士の仕事はチームでの協力が不可欠であり、個々の業績を測りにくい特性があるため、歩合制が導入されることはないでしょう。

3. 管理職に昇進しにくいから

保育士が管理職に昇進しにくいことも、年収1000万円を目指すのが難しい理由の一つです。

保育園や保育施設の管理職である園長や主任のポジションは限られており、その数が非常に少ないため、昇進のチャンスが限られています。

さらに、管理職に昇進したとしても、その給与が他の業界の管理職と比べて高いとは限りません。

多くの場合、管理職への昇進には長年の経験と高いスキルが求められるため、競争が激しく、昇進までの道のりが長いです。

また、管理職になると責任が増える一方で、給与がそれに見合う形で大幅に増えるわけではないため、年収1000万円に達するのは困難と言えるでしょう。

保育士が年収1000万を目指す方法

とはいえ、1000万円に近付ける方法はあるので、ご紹介していきますね!

1. 保育園の園長になる

保育士が年収1000万円を目指す一つの方法として、保育園の園長になることが挙げられます。

園長職は、保育園の運営全般を管理し、保護者やスタッフとの調整を行う重要な役割を担います。

この職務には、高度なリーダーシップ能力、経営感覚、そして優れたコミュニケーション能力が求められます。

園長になるためには、長年の保育士としての経験に加え、管理職としてのスキルや知識を積むことが必要です。

園長の給与は保育士の中では比較的高く、経験や実績に応じて給与が決まるため、年収1000万円を目指す上での大きなステップとなります。

とはいえ、園長職に就くには、保育園の経営に関する知識や、スタッフのマネジメント能力が求められるため、簡単に昇進できるわけではありません。

園の運営状況や保護者との関係性も影響するため、園長としての責任は非常に大きく、その分、給与面でも報われることが多いです。

実績を積み上げることで、年収1000万円に近づける可能性があります。

2. 保育士シッターになる

保育士が年収1000万円を目指すもう一つの方法は、保育士シッターとして独立することです。

ベビーシッターとして働く場合、高収入を得るチャンスがあります。

特に富裕層や共働き家庭の需要が高いため、経験豊富な保育士として信頼を得られれば、高額な報酬を得ることが可能でしょう。

保育士シッターは、個別対応が求められるため、保育士としての専門知識や経験を存分に活かすことができます◎

ベビーシッター業界では、特別なニーズに応える能力や、高い信頼性が求められます。

夜間や週末のシフト勤務も多く、時間帯によっては高額な料金設定が可能です。

さらに、英語や他の専門スキルを持っていると、より高い報酬を得やすくなります。

独立開業することで、自己管理能力や経営スキルも身につけることができ、収入の上限が広がります。

保育士シッターとして成功するためには、信頼を築くことが重要であり、ネットワークを広げることや、口コミでの評判を大切にすることが、年収1000万円に到達する鍵となります。

保育士が年収1000万円を目指すために必要なスキル

保育士で年収1000万は厳しい!と申し上げましたが、近づくことはできます。

ここでは年収1000万円保育士に近づくために必要なスキルをお話ししていきますね。

一つずつ見ていきましょう!

1. 英語力(TOEIC)

保育士が年収1000万円を目指すためには、英語力の向上が重要です。

特にTOEICで高得点を取得することで、国際的な保育施設や外国人家庭での高収入ポジションに就く可能性が高まります。

英語力を持つ保育士は、バイリンガル教育や国際交流プログラムに携わることができ、他の保育士との差別化が図れるでしょう。

また、外国人家庭向けのベビーシッターとして働く場合、高額な報酬を得るチャンスも増えます。英語力を向上させるには、日常的な英語学習や実践的なコミュニケーションの場を活用することが大切。

英語力と保育士の専門知識を組み合わせることで、幅広いキャリアパスが開け、年収1000万円に近づくことが可能となります。

2. リーダーシップ能力

リーダーシップ能力は、保育士が年収1000万円を目指すために欠かせないスキルです。

園長や管理職に昇進するためには、スタッフをまとめ、保育園全体を円滑に運営する能力が求められます。

リーダーシップ研修や管理職向けの教育プログラムを受けることで、この能力を強化できます。

リーダーシップが優れている保育士は、チームの士気を高め、保育の質を向上させることができます。

さらに、トラブル時の迅速な対応や効果的なコミュニケーションを通じて、保護者やスタッフからの信頼を得ることができます。

リーダーシップ能力を持つことで、園の運営において重要な役割を果たし、昇進や高収入を得る機会が増えるため、年収1000万円を目指す上で大きな助けとなります。

3. コミュニケーション能力

保育士が年収1000万円を目指すためには、優れたコミュニケーション能力が重要です。

保護者、同僚、子どもたちとの良好な関係を築くために不可欠であり、信頼関係の構築に大いに役立つといえるでしょう。

特に、保育園の園長や管理職を目指す場合、この能力は必須。

コミュニケーション能力が高い保育士は、保護者からの相談やクレームに適切に対応でき、保育園の評判向上に貢献します。

また、スタッフ間の円滑なコミュニケーションを促進し、チームワークを強化することで、保育の質を高めることができます。

さらに、このスキルは面接や交渉の場面でも有利に働き、高収入の職場への転職を成功させる可能性を高めてくれますね。

4. 専門知識・スキル

保育士が年収1000万円を目指すためには、専門知識やスキルの向上が不可欠です。

特別支援教育や乳児保育、モンテッソーリ教育など、特定の分野における専門性を高めることで、他の保育士との差別化が図れます。

これにより、専門性の高い保育園や国際的な保育施設での高収入ポジションを狙うことが可能に。

また、定期的な研修やセミナーへの参加を通じて最新の保育技術や知識を習得し、保育の質を向上させることも重要。

さらに、保育に関連する資格を複数取得することで、資格手当を受けられる場合もあり、給与アップにつながります。

専門知識とスキルの充実は、保育士としてのキャリアを一層強化し、年収1000万円を目指すための大きなステップとなるといえるでしょう。

5. 経営感覚

保育士が年収1000万円を目指すためには、経営感覚が重要なスキルとなります。

特に保育園の園長や管理職を目指す場合、保育園の運営や経営に関する知識が求められます。

予算管理、スタッフのマネジメント、施設の効率的な運営など、多岐にわたる経営スキルが必要です。

経営感覚を身につけるためには、経営学の基礎知識を学ぶことや、経営に関する研修やセミナーに参加することが不可欠。

保育園の収益を向上させ、コスト管理を効率的に行うことで、園全体の評価が高まり、結果として園長としての報酬が上がる可能性があります。

経営感覚を持つ保育士は、保育園の成長に貢献し、自身のキャリアを大きく発展させることができ、年収1000万円を目指すための重要なステップとなるでしょう。

保育士の給料が安いのはなぜ?

保育士の給料が安い主な理由は、保育業界全体の予算が限られていることが挙げられます。

保育施設は運営費の大半を人件費に充てているため、予算が限られる中で高い給与を支払うことが難しい状況です。

また、保育士の仕事は社会的に非常に重要であるにもかかわらず、その評価が十分に反映されていない現状もあります。

さらに、保育士は人手不足とは言え、資格取得者が多く、供給過多の状態にあるため、競争が激しく給与水準が上がりにくいという側面もあります。

保育士の給料の高い職場に転職するには

給料の高い職場に転職するためには、まず現職での経験を積むことが重要です。

特に、リーダーシップや専門知識を磨き、他の保育士と差別化を図ることが求められます。

また、保育士としてのスキルを証明するために、追加の資格を取得することも有効です。

例えば、特定の保育分野に特化した資格や、マネジメント関連の資格を持っていると、より高い給与を得られる職場に応募する際に有利です。(ベビーマッサージとかは代表例ですね)

さらに、転職活動の際には、保育士特化の転職エージェントを活用し、最新の求人情報を得ることも成功への鍵となります。

給料が高い職場の求人を探す方法

給料が高い職場の求人を探すには、インターネットの求人サイトや転職エージェントを活用するのが効果的です。

特に、保育士向けの専門サイトでは、業界の最新情報や高収入求人が掲載されています。

また、保育業界に特化した転職エージェントに登録することで、自分のスキルや経験にマッチした求人情報を提供してもらえます。

さらに、SNSや業界団体の情報も活用し、幅広く情報収集を行うことが大切です。

友人や知人の紹介も有力な情報源となるため、ネットワークを活用しての転職も◎。

年収をあげたい保育士の転職エージェントおすすめ

年収1000万に近づきたい保育士は転職するのも一つの選択肢です。

私が利用してよかった転職サイトを貼っておきますね。

キララサポート保育

 

公式サイト キララサポート保育
求人数 約7000件
サービス種別 ✖️
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レバウェル保育士

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対応雇用形態 正社員、パート・アルバイト、契約社員
地域エリア 全国
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ABOUT ME
hoikushi-mama
平成30年に独学で保育士試験に一発合格。 えみり先生だけど子供達からは「ミィしぇんしぇい」と呼ばれています。 3回の転職を経て今はユルユル保育士。 趣味はブログとウイスキーとお掃除。 好きな食べ物は白いご飯とお肉。